森雅裕さんは私家版の多い、ファン泣かせの作家さんです。いや、熱心なファンであればあるだけ楽しめる、サービス精神旺盛な作家とも言える!?「推理小説常習犯」などでその一部が紹介されていますが、ここに簡単なリストをまとめてみました。あくまで私が把握している範囲ですので、まだまだあるのかもしれません。悪しからずご了承ください。
★ いつまでも折にふれて(1995年) 入手難易度
99年にKKベストセラーズより一般流通版が刊行されました。一般流通版の表紙にはエレキギターの写真が飾られていますが、私家版ではかなり違った趣の写真が使われています。また、通常のB4版サイズではなく、CDアルバムと同じサイズになっており、本としてはコンパクトサイズです。出版社も作品中に登場する社名が起用されています。森雅裕さんに手紙を送れば入手できた時期があることから、入手難易度は星三つ。
一度、為書きされたものがYahooオークションに出品されているのを見かけたことがありますが、1万円以上の値がついていました。おそろしや……。

★ 愛の妙薬もう少し…(????) 入手難易度
KKベストセラーズ版「モーツァルトは子守唄を歌わない」のあとがきでその存在を明かされた「尋深&音彦シリーズ」第四弾。森さんの作品中で最もファンが多いと言われるシリーズの最新刊だけに熱望する読者も少なくないというのに、配られたのは極少数の関係者のみ。しかも豪華装丁版だったというから、ファンには垂涎、落涙モノです。2004年に復刊ドットコムで交渉が開始され、わずかではありますが希望の光が差してきました!

★ 雪の炎(1999〜2000年?) 入手難易度
かつてWEB上に存在した「森会」という団体の一部の会員に配布されたという作品。私は配布当時を知りませんので詳細は不明ですが、こちらも復刊ドットコムにて多くの票が投じられています。

★ 雙(2005年に配信) 入手難易度
時代物ミステリー。実在した刀鍛冶を主人公とした作品です。森さんのオフィシャルウェブサイトにて期間限定配信されましたが、現在は終了しています。

★ トスカのキス(2005年12月) 入手難易度
オペラを主軸とした現代アクション。こちらも長く未発表の状態が続いていましたが、「森雅裕の未発表作品を刊行する会」より刊行されました(詳細は「森みかんについて」をご覧ください)。現在は完売しています。
装丁も森雅裕さん自身が担当されています。
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