東野圭吾ニュース
2006/12/17 up
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十字屋敷のピエロ 十字屋敷の建築費用はいかほど?
安井俊夫さんという一級建築士が上梓された作品、『犯行現場の作り方』に、十字屋敷の配置図・断面図・各階の平面図・主人公である竹宮水穂が滞在した部屋のレイアウトなど、『十字屋敷のピエロ』に関する、様々な情報が紹介されています。

安井俊夫さんが、作中の表現に忠実に図面を引かれた結果、延べ床面積は、643.00u(194.51坪)になったようです。大豪邸ですね。
さて気になる建築費ですが――、
・段差のある土地に建てていること
・壁式鉄筋コンクリート造という、工事単価が高い工法になっていること
・竹宮佳織を配慮したバリアフリー住宅になっていること
等々の要素から、どんなに安く見積もっても2億円は下らないようです。@@

三省堂高島屋店(名古屋市)には、本書の特設コーナーができ、十字屋敷の模型も展示されているようです。
お近くにお住まいの方は、2億円豪邸のミニチュア版を見学なさってみてはいかがでしょう?

年末恒例 ミステリランキング、東野作品の今年の順位は?
『このミステリーがすごい!2007年版』『2007 本格ミステリ ベスト10』『週刊文春ミステリーベスト10』の結果が出揃いました。

このミステリーがすごい!2007年版 国内編

1位 独白するユニバーサル横メルカトル(平山夢明) 123点
2位 制服捜査(佐々木譲) 117点
3位 シャドウ(道尾秀介) 110点
4位 狼花(大沢在昌) 106点
5位 銃とチョコレート(乙一) 90点
6位 名もなき毒(宮部みゆき) 89点
7位 贄の夜会(香納諒一) 84点
8位 怪盗グリフィン、絶体絶命(法月綸太郎) 74点
9位 赤い指(東野圭吾) 72点
10位 夏期限定トロピカルパフェ事件(米澤穂信) 71点
10位 デッドライン(建倉圭介) 71点
12位 邪魅の雫(京極夏彦) 70点
13位 顔のない敵(石持浅海) 68点
14位 落下する緑(田中啓文) 61点
15位 ボトルネック(米澤穂信) 52点
16位 宿命は待つことができる(天城一) 50点
17位 向日葵の咲かない夏(道尾秀介) 45点
18位 Op.ローズダスト(福井晴敏) 43点
19位 乱鴉の島(有栖川有栖) 42点
20位 冬の砦(香納諒一) 41点

国内本格ミステリランキング

1位 乱鴉の島(有栖川有栖) 167点
2位 顔のない敵(石持浅海) 151点
3位 厭魅の如き憑くもの(三津田信三) 145点
4位 夏期限定トロピカルパフェ事件(米澤穂信) 132点
5位 邪魅の雫(京極夏彦) 131点
6位 シャドウ(道尾秀介) 108点
7位 骸の爪(道尾秀介) 106点
8位 福家警部補の挨拶(大倉崇裕) 105点
9位 向日葵の咲かない夏(道尾秀介) 88点
10位 仮面幻双曲(大山誠一郎) 73点
11位 UFO大通り(島田荘司) 71点
12位 風果つる館の殺人(加賀美雅之) 66点
13位 千一夜の館の殺人(芦辺拓) 63点
14位 赤い指(東野圭吾) 61点
15位 殺意は必ず三度ある(東川篤哉) 60点
16位 宿命は待つことができる(天城一) 59点
17位 少年は探偵を夢見る(芦辺拓) 58点
18位 帝都衛星軌道(島田荘司) 52点
19位 ウロボロスの純正音律(竹本健治) 50点
29位 トーキョー・プリズン(柳広司) 47点

週刊文春ミステリーベスト10

1位 名もなき毒(宮部みゆき) 167点
2位 狼花 新宿鮫IX(大沢在昌) 111点
3位 チーム・バチスタの栄光(海堂尊) 94点
4位 赤い指(東野圭吾) 92点
5位 一応の推定(広川純) 58点
5位 乱鴉の島(有栖川有栖) 58点
7位 独白するユニバーサル横メルカトル(平山夢明) 52点
8位 邪魅の雫(京極夏彦) 50点
9位 Op.ローズダスト(福井晴敏) 49点
10位 シャドウ(道尾秀介) 44点

年度を代表する素晴らしい作品が並んだ中に、東野圭吾さんの名前を見つけられるのは、やはりとても嬉しいことですね。^^

2007年の隠しだま これから刊行が予定されている作品
  • 作品名: たぶん最後の御挨拶(仮) / 出版社: 文藝春秋
    発売予定日: 2007年1月30日
    発売価格: 1,260円(税込)
    分類: 小説・エッセイ
    内容:この一冊で東野圭吾のすべてがわかる!
    「放課後」で乱歩賞を受賞。順風満帆な作家生活が始まるはずだった――。「秘密」でブレイクするまで十年。直木賞受賞まで二十年の日々。
  • 作品名: ダイイング・アイ(仮) / 出版社:光文社ノベルス
    発売予定日:2007年
    内容:『小説宝石』に連載されていた長編ミステリ。
    8年の歳月を経てついに刊行!
エッセイ集の方は、公式HPに掲載されていた「東野圭吾自らが語る著者紹介」のようなものになるのでしょうか?
「東野圭吾自らが語る著者紹介」では、江戸川乱歩受賞時にパジャマ姿でインタビューに応じたこと・『放課後』のサイン会で痛い目に遭い、(サイン会は)二度としないと決意したこと・頑張れども答えを出せない時期に突入し、年末のベストランキングを眺めながらクサったこと等が綴られていました。
バブル期が終わった後の出版事情等、東野圭吾ファンではない人にも興味深い記述が盛りだくさんな内容でしたから、これが一冊の本にまとめられるのだとしたら、とても楽しみな作品になるでしょう。

『ダイイング・アイ(仮)』は、連載時に全く目を通さなかったため、どんな内容なのか、サッパリ見当も付きません。「小説宝石」を購読なさっておられた方の情報をお待ちしております。