白夜行と幻夜- 『幻夜』は『白夜行』の続編か!? -
| 『白夜行』と『幻夜』 |
『幻夜』は『白夜行』の続編、という解釈が一般化しています。
作者は、集英社のs-woman.netの「東野圭吾スペシャルインタビュー」で、
「どちらから読んでもらってもいいのですが、両方読めば両方読んだなりの面白さがあると思います。ただ『白夜行』の「続編」にはしたくなかったので、『幻夜』を書くとき、そこは苦労しました。ズバリ書いてしまうのは無粋。両方を読んだ人同士でいろいろ想像して盛り上がってくれればいいな、と思っています」と発言しています。
作者は、集英社のs-woman.netの「東野圭吾スペシャルインタビュー」で、
「どちらから読んでもらってもいいのですが、両方読めば両方読んだなりの面白さがあると思います。ただ『白夜行』の「続編」にはしたくなかったので、『幻夜』を書くとき、そこは苦労しました。ズバリ書いてしまうのは無粋。両方を読んだ人同士でいろいろ想像して盛り上がってくれればいいな、と思っています」と発言しています。
続編とするか否かは、読み手の嗜好・判断に委ねるという事でしょうが、ここではあえて、『幻夜』続編説の真偽を探ってみようと思います。
| 『幻夜』続編説の検証テーマ |
『幻夜』続編説の真偽を、以下のテーマを元に思量して行きます。
該当項目をクリックしていただくと、展開箇所が表示されます。テーマ毎に、順を追って閲覧できる形式を取っていますが、興味のある項目だけ点検したい、という方は、ページ内リンクをご利用ください。
ネタバレ予告
『白夜行』と『幻夜』、どちらか一方でも未読の物がある方が閲覧された場合には、不都合な事態が発生してしまいます。予め、ご承知おきください。
| 『幻夜』が『白夜行』の続編であるための条件 |
『幻夜』が『白夜行』であるためには次の条件を満たさなければなりません。
- 『白夜行』には、新海美冬に相当する人物の記述が存在する。
続編であるための絶対条件とは言えません。ただ、未知の登場人物が対象となると、物語の面白さや読者の興味を減殺してしまいます。作者に「続編」を書くという意識があれば、『白夜行』の登場人物から該当者を選ぶ可能性が高いと思われます。 - 『幻夜』には、(旧姓)唐沢雪穂に相当する人物の記述が存在する。
- 『白夜行』の雪穂と『幻夜』の美冬には、同一人物である事を伺わせる共通要素が存在する。
- 『幻夜』の文中に、『白夜行』との関連を暗示する表現が存在する。
| 『白夜行』には、新海美冬に相当する人物の記述が存在したか? |
『R&Y』大阪一号店の店長を任された浜本夏美が新海美冬だと思われます。夏美を語るエピソードには以下のようなものがありました。
一方の新海美冬は京都出身です。しかしながら、父親の勤務地が大阪であった事(引退後は西宮で暮らす)、大学の所在地が大阪であった事を併せると、上述の会話にも矛盾は生じません。
- 雪穂が高宮と結婚していた当時、夫妻のマンションに宿泊した事があった。
- (雪穂が)海外での買い付けを行う際に同行させた。
- (雪穂の)養母が危篤状態になった時は、実家の雑務を補佐させた。
- 亮司の存在を示唆するような心情を語り聞かせた。
一方の新海美冬は京都出身です。しかしながら、父親の勤務地が大阪であった事(引退後は西宮で暮らす)、大学の所在地が大阪であった事を併せると、上述の会話にも矛盾は生じません。
作者が、集英社のs-woman.netの「東野圭吾スペシャルインタビュー」で語った「ズバリ書いてしまうのは無粋」という言葉は、浜本夏美という名前を新海美冬とした点を指しているのでしょう。
| 『幻夜』には、(旧姓)唐沢雪穂に相当する人物の記述が存在したか? |
□ 曽我孝道の述懐
新海武雄(美冬の父親)の部下であった曽我は、以下の事を述べていました。
2番・3番は、『白夜行』における雪穂と夏美の関係を彷彿とさせます。
新海武雄(美冬の父親)の部下であった曽我は、以下の事を述べていました。
- 武雄の要請で、美冬が当時勤めていた南青山のブティックを訪ねた折に、「年齢は30そこそこと思われたが、落ち着いた物腰には気品が感じられた」女性経営者に会っている。
- 美冬が暮していたマンションの隣人から、彼女(美冬)には、深く慕っている人物が存在し、その人物と共に外国に行ったという話を聞かされている。
- 2番の補足事項として、その深く慕っている人物と生活を共にしていた形跡がある事を示す、「居候の美冬」と印字された賀状を視認している。
2番・3番は、『白夜行』における雪穂と夏美の関係を彷彿とさせます。
□ 加藤亘刑事の述懐
警視庁の刑事である加藤は、曽我孝道の妻、恭子から、以下の出来事があったと告げられました。
- 曽我は、美冬の年賀状に記載されていた連絡先に電話を掛けた。(その電話は)転送される気配があった後に繋がった。
↓ - 曽我は、その日の内に電話の相手と会った。
↓ - その時の状況を、曽我は、「会ってみると初対面じゃなかったんだ。以前美冬さんが勤めていた店の社長さんだったよ。しかも、えらく若返っているし、顔立ちも変わってる」と語った。
□ 水原雅也の述懐
美冬のパートナーであった水原雅也も、以下の事を確認しています。
- 秋村隆治(美冬の夫)の姉、頼江に随行しての京都行きで、「自分が知る新海美冬」は本当の新海美冬ではない事、美冬になりすました人間である事を確認する。⇒集合写真に写っていた新海美冬の容貌が、自分が知る美冬のものではなかった。
- その後の独自調査で、美冬が働いていた『ホワイトナイト』は都内3店の他に大阪にも店舗があった事、女性経営者は30代半ばの「すごい美人」であった事等を確認する。
曽我孝道・加藤亘・水原雅也の視点から得られた情報をまとめると以下ようになります。
- 彼らの前で「新海美冬と名乗った女性」は何者かがなりすました人物である可能性が高い。
- 美冬になりすませる要素を持つ人物は、作中には、彼女が勤めていた店の経営者しか存在しない。
- 元経営者の経歴や印象は雪穂に酷似している。
| 『白夜行』の雪穂と『幻夜』の美冬には、同一人物である事を伺わせる共通要素が存在するか? |
雪穂との美冬には、以下のような共通点が挙げられます。
□ 外観上の共通点
雪穂と美冬は、共に、
陶器を思わせるようなきめ細やかな白い肌・長い睫毛・アーモンド形の目・栗毛がかった色の髪を持つ美人。また、双方共にモデルが務まりそうな体型でもある。
(但しこれらは、東野作品に登場する「美しい女性」の共通項でもあるので、2人を同一人物と判断する為の決定的な要素にはならない)
□ 人間性に関する共通点
(但しこれらは、東野作品に登場する「美しい女性」の共通項でもあるので、2人を同一人物と判断する為の決定的な要素にはならない)
雪穂と美冬は、共に、上昇志向と物欲が強い・リスクを排除するためには犯罪に手を染める事も厭わない・コンピュータに対する造詣が深い・性犯罪がもたらす影響力を熟知している・人心掌握術に長けている女性である。
また2人には、ミルクティを好むという、嗜好面での共通項もある。
□ 特異な性意識に関する共通点
また2人には、ミルクティを好むという、嗜好面での共通項もある。
『白夜行』の桐原亮司は、女性の中で果てる事のできない性的体質を持っていた。『幻夜』の美冬は、パートナーの水原雅也に対し、亮司と同種の対処をするように、命じている。快感を求めるセックス・利益にならないセックスは行うべきではない、とも言い添えている。
雪穂と美冬の内面を語る記述は存在しないので、実際のところは定かではないが、共に、特異な性意識を有している事が伺える。
以上の事から、新海美冬と名乗る女性と雪穂は同一人物である可能性が非常に高いと類推されます。雪穂と美冬の内面を語る記述は存在しないので、実際のところは定かではないが、共に、特異な性意識を有している事が伺える。
| 『幻夜』の文中には、『白夜行』との関連を暗示する表現が存在したか? |
上述の各事項から、雪穂と美冬は同一人物である可能性が高い事が伺えますが、『幻夜』の文中には更に、『白夜行』との関連を暗示する表現も存在します。
ですが、反論の余地がないわけではありません。以下の項では、『幻夜』が『白夜行』の続編であると仮定した場合の矛盾について述べます。
- 美冬が、「刑事はみんな犬みたいに鼻がきくけど、中でも特別に鋭いやつがおる」と、『白夜行』の笹垣の存在を匂わせるような発言を行っている。
- 曽我孝道が、美冬が勤務していた店の名前を『ホワイトナイト』と記憶し、前面がガラス張りの店内には高級品しか置いていなかったと述懐している。 『白夜行』の雪穂は、輸入婦人服と雑貨を扱うブティック『R&Y』を経営していた。店の前面はガラス張りであった。
- 水原雅也が独自調査の中で、美冬が勤務していた店、『ホワイトナイト』は都内3店の他に大阪にも店舗があった事を確認している。『白夜行』の雪穂は、南青山・代官山・自由が丘、そして大阪に、店舗を所有していた。
- 水原雅也が独自調査の中で、美冬が勤務していた店、『ホワイトナイト』の女性経営者は30代半ばの「すごい美人」であった事、経営不振に陥った事・店名変更を行った事を確認している。『白夜行』の終章部分から、夫の翻意が影響しての経営不振・亮司の死亡に伴う店名変更は、十分に起こり得る出来事と類推できる。
ですが、反論の余地がないわけではありません。以下の項では、『幻夜』が『白夜行』の続編であると仮定した場合の矛盾について述べます。
| 『幻夜』を『白夜行』の続編とした場合の矛盾点 |
『幻夜』と『白夜行』は、それぞれ独立した作品として楽しむ事ができます。また、続編として扱うには、以下のような、矛盾点も存在します。
但し、反証が可能な矛盾ではあります。該当項目をクリックしていただくと、反証箇所に進みます。
但し、反証が可能な矛盾ではあります。該当項目をクリックしていただくと、反証箇所に進みます。
- 雪穂は大阪弁を嫌っていたが、美冬は、雅也の前で多用した。
- 雅也の美冬に対する第一印象は、雪穂の現状に合致していない。実年齢に大きな隔たりがあった。
これが、美容整形後の雪穂だとすると、彼女は、海外滞在中から、別人になりすます準備を完了させていた事になり、天災という偶然を利用した現実との間に矛盾が生じる。 - 一回しか会った事のない曽我の記憶を恐れる人物が、不特定多数を相手とする接客業に就くのは不自然。
高級宝飾店の場合、雪穂として関わった人々が来店する可能性が高い。 - 『幻夜』が『白夜行』の続編ならば、曽我と同じ条件を持つ人間は、多数存在する。曽我の口を封じただけでは、万全の状態には達しない。
雪穂以外の何者かが新海美冬になりすまし、露見を恐れて殺害したと考える方が、整合性のある結論を得られる。 - バブルの崩壊があったとは言え、『R&Y』の経営破綻までの道のりが短か過ぎる。
美冬からの賀状を受け取った隣人の発言から、彼女が元経営者と外国に旅立ったのは1994年初めと類推できる。雪穂が元経営者と仮定するなら、大阪店のオープン(1992年12月24日)からたったの1年間で、経営不振→店名変更→破綻、を経験した事になる。景気が下り坂になり、株や不動産に投資していた人には深刻な事態が発生していたが、一般の購買力は、まだそこまで疲弊していなかった。 - 既婚者であり、経営者でもあった雪穂に、その存在を完全消滅させる程の環境が整っていたとは考え難い。
雪穂の消滅には「離婚」が必須条件になると思われるが、この種の問題を、これ程の短期間(1年強)で決着させる事は困難である。店舗の破綻整理に関しても同様の事が言える。
| 雪穂は大阪弁を嫌っていたが、美冬は、雅也の前で多用した理由 |
美冬の大阪弁は、雅也との連帯感を醸成する目的で使われた。雅也が「(美冬にとっての)自分は特別な存在である」と信じ、「(世間では仮面を被り続けている美冬が)自分にだけは素顔と本音を晒してくれる」と思い込ませるための道具として、大阪弁を利用していた。
また、雪穂が本当に大阪弁を嫌っていたかどうかも不明。 雪穂は、『白夜行』の終盤において、浜本夏美に対しては大阪弁で語り掛けている。この事から、彼女の大阪弁嫌いは自己演出のためのものであり、桐原亮司の前では常時使用していたという推測も成り立つ。
また、雪穂が本当に大阪弁を嫌っていたかどうかも不明。 雪穂は、『白夜行』の終盤において、浜本夏美に対しては大阪弁で語り掛けている。この事から、彼女の大阪弁嫌いは自己演出のためのものであり、桐原亮司の前では常時使用していたという推測も成り立つ。
| 雅也の美冬に対する第一印象と雪穂の現状が合致しなかった理由 |
笹垣や篠塚の疑惑追及から逃れたかった雪穂は、別人として生きる将来を模索していた。美容整形は、準備作業の一環であった。具体的な方策は出来上がっていなかったが、美冬の実家で阪神・淡路大震災に遭遇した事で、これを千載一遇のチャンスと判断し、実行に移したものである。
| 曽我の記憶を恐れたはずの美冬が接客業に就いた理由 |
美容整形を施しているので、正体が露見する事はないと判断していた。
曽我殺害の動機は、「雪穂である事が露呈するため」ではなかった。現に曽我は、妻の恭子に対し「えらく若返っているし、顔立ちも変わってる」と話し、教えられなければ分からなかったという心情も吐露している。
曽我殺害の動機は、「雪穂である事が露呈するため」ではなかった。現に曽我は、妻の恭子に対し「えらく若返っているし、顔立ちも変わってる」と話し、教えられなければ分からなかったという心情も吐露している。
| 曽我孝道を殺害した理由(動機) |
曽我殺害に至った端緒は、「元経営者」の元に掛かって来た電話を不用意に取ってしまった事にある。本来ならば、「整形した」と弁明した上で、美冬を装って会う事も可能であったが、この受信が原因で、声や口調から真相を暴かれる危険性が生まれていた。
つまり、曽我殺害の動機は、「雪穂である事が露呈」するためではなく「会話によって、本物の美冬ではない事が露呈」するところにあった。
以上の点だけを思量すれば、「美冬」を曽我に会わせない方策が講じた方が良いようにも思えるが、それは一時的な回避手段に過ぎない。また、曽我との面談によって、美冬として生きるための有用な情報収集が行える可能性もあった。
つまり、曽我殺害の動機は、「雪穂である事が露呈」するためではなく「会話によって、本物の美冬ではない事が露呈」するところにあった。
以上の点だけを思量すれば、「美冬」を曽我に会わせない方策が講じた方が良いようにも思えるが、それは一時的な回避手段に過ぎない。また、曽我との面談によって、美冬として生きるための有用な情報収集が行える可能性もあった。
| 経営破綻までの道のりが短か過ぎる理由 |
破綻は、雪穂の意図したものであった。
実家の庭から死体が発見された事と亮司が死亡した事で、雪穂は、周辺社会からの信用と強力な庇護者でもあったパートナーを一気に失ってしまった。そのために彼女は、雪穂としての人生に見切りを付け、新しい生き方を模索し始めていた。
つまり、この1年間は、破綻に至る期間ではなく、雪穂が再出発を図るための準備期間であった。
実家の庭から死体が発見された事と亮司が死亡した事で、雪穂は、周辺社会からの信用と強力な庇護者でもあったパートナーを一気に失ってしまった。そのために彼女は、雪穂としての人生に見切りを付け、新しい生き方を模索し始めていた。
つまり、この1年間は、破綻に至る期間ではなく、雪穂が再出発を図るための準備期間であった。
| 「雪穂の消失」が短期間で完了した理由 |
美冬になりすます事を決めた時点では、雪穂の消失準備は完了していなかった。曽我が、「元経営者」との連絡に成功したのは、このためである。ただ、保身に走った夫が離婚を強く望み、雪穂自身も出直し人生を決意していた事から、法的な手続きは迅速に処理されて行った。
『白夜行』の笹垣(元)刑事と篠塚一成は、雪穂に大きな不利益をもたらした存在であるが、離婚協議や事業の廃業処理を雪穂の目論見通りの流れで運ぶという点に関しては、恩恵を与える恰好となった。
『白夜行』の笹垣(元)刑事と篠塚一成は、雪穂に大きな不利益をもたらした存在であるが、離婚協議や事業の廃業処理を雪穂の目論見通りの流れで運ぶという点に関しては、恩恵を与える恰好となった。
| - 結論 - 『幻夜』は『白夜行』の続編か!? |
『幻夜』が『白夜行』の続編であるための条件は整っています。従って、『白夜行』の旧姓唐沢雪穂が、かつての部下である女性、新海美冬になりすまして新しい人生を歩み出した、と解釈する事は可能です。
けれども、続編と断定するのは早計でしょう。そこには、いくつかの矛盾点も存在するからです。 反証の余地はありますが、矛盾を矛盾として捉え、『白夜行』と『幻夜』はそれぞれが独立した作品、と解釈する事も可能です。雪穂は今でも『R&Y』の経営者として辣腕を振るっている、というような想像を巡らせたとしても、それを完全否定できるものは存在してません。
また『幻夜』を続編とする位置付けは、両著の魅力を霧散させてしまうという危険性も孕んでいます。主人公たちの内奥が記述されていない事で、自分なりの人物像を構築できた自由が、奪われてしまうからです。
けれども、続編と断定するのは早計でしょう。そこには、いくつかの矛盾点も存在するからです。 反証の余地はありますが、矛盾を矛盾として捉え、『白夜行』と『幻夜』はそれぞれが独立した作品、と解釈する事も可能です。雪穂は今でも『R&Y』の経営者として辣腕を振るっている、というような想像を巡らせたとしても、それを完全否定できるものは存在してません。
また『幻夜』を続編とする位置付けは、両著の魅力を霧散させてしまうという危険性も孕んでいます。主人公たちの内奥が記述されていない事で、自分なりの人物像を構築できた自由が、奪われてしまうからです。
「『幻夜』は『白夜行』の続編!」と教示するのではなく、「『幻夜』と『白夜行』の両方を読めば、続編であるか否かを推理するという、番外編のミステリが楽しめる!」とした方が好ましいと思われます。
『白夜行』は1973(昭和48)年10月12日から、1992(平成4)年の12月24日までの世界が描かれています。『幻夜』は1995(平成7)年1月17日に始まり、2000(平成12)年1月1日、ミレニアムを迎えた直後に幕を下ろしました。稀代の悪女(或いは毒婦)の後半生も覗いてみたい気がしますが、如何なものでしょう。